[2023年7月更新]
WDW直営ホテルの特典内容、パートナーホテル一覧等の情報を中心に、記事全体を最新情報に更新しました!
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ウォルト・ディズニー・ワールド(以下、WDW)への旅行の際、パーク内の次に多くの時間を過ごすのがホテル!後悔しないホテル選びをしていただきたいと考え、WDWのホテル情報を『WDWホテル辞典』としてまとめました!
こちらの記事では、WDWホテルのシステムや特典など、全体構造を把握するための情報をまとめています。
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WDWの『直営ホテル』と『パートナーホテル』とは
現在、Walt Disney World Resortでは
- Walt Disney World Resort hotels (直営ホテル)
- Official Disney Partner Hotels(パートナーホテル)
の、大きく2つの区分でホテルを表記しています。
WDWの『直営ホテル』とは
Walt Disney World Resort hotels(直営ホテル)には、2023年7月現在、34の施設があり、4つの価格ランクで区分されています。(※リストは後述しています。)
運営は直営というだけあって、Walt Disney Worldが行っており、宿泊者特典が充実しているため、パークでの楽しみをより広げてくれます。
WDWの『パートナーホテル』とは
Official Disney Partner Hotels(パートナーホテル)は、その運営をWDW以外のパートナー企業が行っています。(※リストは後述しています。)
- WDWへの無料シャトルバスを完備
- 朝食・ランチ・ディナーに様々なダイニングオプションあり
- 素晴らしい充実の施設をゲストに提供
- すべてのホテルがディズニースプリングスから近い
という条件が整ったホテルとしており、WDW直営ホテル宿泊者と同じ特典が一部利用できることもメリットの一つです。
宿泊者特典に注目!『直営』と『パートナー』のちがい
直営ホテルとパートナーホテルの宿泊者が受けられる特典について、どちらにも宿泊しない一般ゲストとの3種類の比較により、差をまとめてみました。(特典種別に書かれているサービス内容は、それぞれをタップすると解説ページが開きます。)
特典種別 | 直営ホテル | パートナーホテル | どちらにも宿泊しないゲスト |
---|---|---|---|
Individual Lightning Lane(有料の待ち時間短縮方法) | 入園前朝7時から利用可能 | Swan、Dolphinのみ同左 | 入園後にしか購入できない |
Early Theme Park Entry(開園30分前にインパ) | 利用可能 | ほとんどのホテルで利用可能 | 利用できない |
Extended Evening Theme Park Hours(夜2時間長く遊べる) | ・Deluxe ・Deluxe Villa クラスののホテルのみ可 | Swan、Dolphinのみ可 | 利用できない |
マジックバンド | ルームキーとして利用できる※宿泊6日前まで割引料金で購入可 | ルームキーにならない、かつ割引購入もできないが、利用可能 | ルームキーにならない、かつ割引購入もできないが、利用可能 |
食事等の早期予約特典 | 60日前に宿泊期間分まとめて(最大10日間まで)予約可 | 特典なし(60日前から1日分ずつ予約可) | 同左 |
ダイニングプラン(所定回数分の食事つきプラン) | 2024年1月9日以降から利用可能 | 利用不可 | 利用不可 |
購入グッズのホテル配達 | 以前はあったが現在は明記された箇所なし | 同左 | 利用不可 |
Early Theme Park Entryが利用できないパートナーホテル
ほとんどのパートナーホテルは、開園30分前にパークインできるEarly Theme Park Entryの対象になっていますが、以下の3つのホテルのみ、特典の対象外となっています。
- SpringHill Suites Flamingo Crossings
- TownePlace Suites by Marriott at Western Entrance
- Wyndham Grand Orlando Resort Bonnet Creek
宿泊者特典は、古い情報に気を付けよう
マジックバンドは、以前まで直営ホテル宿泊者に無料配布特典がありましたが、今は無料ではもらえません。有料になった代わりに、宿泊6日前までであれば、割引価格で購入が可能です。
また、直営ホテルには以前、『空港とホテル間を結ぶ無料送迎バス』の宿泊者特典があったのですが、サービスを終了しています。ネット上には、古い情報がそのまま掲載されていることがありますので注意してください。
後継サービスは下記の記事でまとめていますので、よければご覧ください!
『直営』と『パートナー』で値段や距離に差はある?
『直営』と『パートナー』の間で、宿泊費に差はあるのか?
直営ホテルだから全て宿泊費が高額、パートナーホテルだからリーズナブル、というわけではありません。直営ホテル、パートナーホテルにはそれぞれ価格帯によってランクが設定されていますので、予算がしっかり決まっている方は、ランクで比較してみることをおすすめします!
『直営』と『パートナー』の間で、パークまでに距離に差はあるのか?
ホテルとパークの距離についても宿泊費と同様に、直営ホテルだから近い、パートナーホテルだから遠い、といった特徴はなく、ホテルによって異なります。前述の、WDWの『パートナーホテル』とは、にも記載の通り、パートナーホテルもパークまでの無料シャトルバスを備えており、移動に大きな不便はありません。
パートナーホテルでも意外と便利なんですね!
直営ホテル一覧〜目的・予算に合わせた4ランク〜
WDW直営ホテルのリストによると、2023年現在、34の直営ホテルがあります。どれも素敵なホテルで迷っちゃう!そんなかたは、WDWが設定した4つのランクをもとに、目的や予算別に候補を絞ってみましょう。
ホテルは特典GETと睡眠を重視!Value(バリュー)
価格帯:1泊100ドル台程度で、4つの価格帯の中で最もリーズナブル
特徴:客室の設備は必要最低限だが、宿泊した実感としては不足は特になし。食事を提供する場所はフードコートのみのため、パークを思う存分楽しむスケジュールのかたにはピッタリ。
- Disney’s All-Star Movies Resort
- Disney’s All-Star Music Resort
- Disney’s All-Star Sports Resort
- Disney’s Art of Animation Resort
- Disney’s Pop Century Resort
予算も気になるがホテルも満喫したい!Moderate(モデレート)
価格帯:1泊200ドル台が目安
特徴:抑えめな料金だが、リゾート感あふれる客室や、フルサービスのレストランも利用できるなどコストパフォーマンスが高いホテル。
- Disney’s Caribbean Beach Resort
- Disney’s Coronado Springs Resort
- Disney’s Port Orleans Resort – French Quarter
- Disney’s Port Orleans Resort – Riverside
- The Cabins at Disney’s Fort Wilderness Resort
ホテルでの時間もゆったり最上級に楽しみたい!Deluxe(デラックス)
価格帯:1泊300ドル台が目安
特徴:最高級なコンシェルジュサービスや、キャラクターダイニングがホテル内で利用でき、パークに隣接するホテルもある。パーク外でも最高の時間を楽しみたい、ホテルステイの日を設けられるような旅程の方におすすめ。
- Disney’s Animal Kingdom Lodge
- Disney’s Beach Club Resort
- Disney’s BoardWalk Inn
- Disney’s Contemporary Resort
- Disney’s Grand Floridian Resort & Spa
- Disney’s Polynesian Village Resort
- Disney’s Wilderness Lodge
- Disney’s Yacht Club Resort
- Walt Disney World Swan Hotel※
- Walt Disney World Swan Reserve※
- Walt Disney World Dolphin Hotel※
長期滞在や大勢での最上級旅行に!Deluxe Villas(デラックスヴィラ)
価格帯:1泊400ドル台が目安
特徴:長期滞在用にキッチンや洗濯機などが設置してあり、別荘型の客室となっている。
- Bay Lake Tower at Disney’s Contemporary Resort
- Boulder Ridge Villas at Disney’s Wilderness Lodge
- Copper Creek Villas & Cabins at Disney’s Wilderness Lodge
- Disney’s Animal Kingdom Villas – Jambo House
- Disney’s Animal Kingdom Villas – Kidani Village
- Disney’s Beach Club Villas
- Disney’s BoardWalk Villas
- Disney’s Old Key West Resort
- Disney’s Polynesian Villas & Bungalows
- Disney’s Riviera Resort
- Disney’s Saratoga Springs Resort & Spa
- The Villas at Disney’s Grand Floridian Resort & Spa
4つの価格カテゴリーに該当しない直営ホテルが1つだけ…!
The Campsites at Disney’s Fort Wilderness Resortは、4つの価格カテゴリーには分類されず、“Campgrounds”という独自カテゴリーに属しています。
WDWのパートナーホテル一覧
Official Disney Partner Hotels(パートナーホテル)には2023年7月現在、全15施設が登録されています。パートナーホテルの一覧は公式サイトから確認することが可能ですが、順不同でホテルの概要が列挙されているのみです。
そのためこのブログでは、価格ランクごとに分類したパートナーホテル一覧をご紹介します。
Value(バリュー)
- Wyndham Garden Lake Buena Vista
Moderate(モデレート)
- Holiday Inn Orlando
Deluxe(デラックス)
- Wyndham Lake Buena Vista
- B Resort & Spa Lake Buena Vista
- Hilton Orlando Lake Buena Vista
- Hilton Orlando Buena Vista Palace
- Walt Disney World Dolphin Hotel
- Walt Disney World Swan Hotel
- Signia by Hilton Orlando Bonnet Creek
- Waldorf Astoria Orlando Bonnet Creek
- Four Seasons Resort Orlando
- Wyndham Grand Orlando Resort Bonnet Creek←高いのにアーリーエントリー不可(涙
Suites(スイート)
- DoubleTree Suites by Hilton Orlando
- SpringHill Suites Flamingo Crossings←高いのにアーリーエントリー不可(涙
- TownePlace Suites by Marriott at Western Entrance←高いのにアーリーエントリー不可(涙
パートナーホテル探しの落とし穴
WDWには、Official Disney Partner Hotels(パートナーホテル)という区分のほか
- Walt Disney World Official Hotels:Disney Springs Resort Area
- Walt Disney World Official Hotels:Bonnet Creek
- Walt Disney World Gateway Hotels(ゲートウェイ・ホテル)
という言葉の区分も、公式ページに堂々と書かれており、パートナーホテルにもGateways Hotelにも該当するホテルがある、といった状況が発生しています。
どうして統一した言葉で書いてくれないんだろう…厳密に何か細かくルール分けされているのだろうか…
と思って、公式チャットや公式メールに質問しても、その回答の中でも表記ゆれがあり、結局正しい整理された回答は得られない状態です。
補足:Walt Disney World Gateway Hotels(ゲートウェイ・ホテル)とは
Gateways Hotelについて調べてみると
- 客室や施設の快適さの質を、一定以上クリアしている
- Walt Disney Travel Companyが提供する、ホテルとパークチケットのセット販売“バケーションパッケージ”が利用可能
- バケーションパッケージの予約をすると、“マジカルエクストラ”(=スポーツ施設やWDW内レストラン、パーク内外のショップで受けられる割引などの特典)が受けられる
という線引きをクリアしたホテルのようです。(パートナーホテルの条件「WDWとホテル間の無料送迎手段を備える」という条件は含まれていないようでした。)
ただし、Gateways Hotelの中には、パートナーホテルの「SpringHill Suites Flamingo Crossings」と「TownePlace Suites by Marriott at Western Entrance」の名前もあり、パートナーホテルかつGateways Hotelという状況になっています。
【無料ダウンロード】ホテルのポケットガイド
Disney Parks Blog(ディズニー公式ブログ)では、主要ホテルの設備やサービス等をまとめたポケットガイドを掲載し、PDFデータとして無料ダウンロードできるようになっています。2021年6月24日にDisney’s Art of Animation ResortのポケットガイドをUPしてから、コツコツとホテルのレパートリーを増やしているようです。
2022年4月には、Disney’s All-Star Sports Resortのポケットガイドが更新されました。以下の記事から確認できます!
上記の記事の最後には、これまでUPしたポケットガイドへのリンクがリスト化されているので、宿泊先の検討やホテルが決まってからのイメトレなどに活用してみてはいかがでしょうか?
さいごに
WDWは直営ホテル宿泊者が受けられる特典が多く、さらに直営ホテルの数も圧倒的に多いため、他国のリゾートに比べても、直営ホテルに泊まりたい!というニーズが大きい傾向にあります。
我々自身も、もう一度WDWに行く機会があったとしても、直営ホテルに泊まりたいな…と思っています。
しかし、空港とホテル間の無料送迎やマジックバンド無料配布等がなくなった今、パートナーホテルも選択肢の一つとして考えられるよう、本記事で情報収集が少しでも進んでいたらうれしいです!