この記事では、実際にメモリーメーカーを使って感じたメリット・デメリットや、購入手順、メモリーメーカーをお得に余すところなく使い切る有効活用術を、2023年最新のサービス情報を含めてご紹介いたします!メモリーメーカー購入を悩んでいる方の参考になれば幸いです!
WDW旅行の情報収集には「るるぶ」がオススメです!
わたしたちもWDW旅行準備には「るるぶ」を愛用していました。
海外ディズニーファンのかたが「これさえ読んでおけば大丈夫!」というほど、情報がたっぷりです。
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【はじめに】WDWのメモリーメーカーとは
WDW旅行を楽しむにあたってメモリーメーカーが必要か否かを判断する前に、まずはメモリーメーカーの基本情報を確認します。
「メモリーメーカーの基本は知ってるよ」という方は、“【実体験】メモリーメーカーを使ってみて”に進んでください!
メモリーメーカーのサービス内容・料金
メモリーメーカーとは、「フォトパスサービス」で撮影された最大30日間の写真・動画すべてが、撮影された日から45日間、ダウンロードし放題の定額サービスです。(画像で図解しました。)
料金は210ドル(3日前までにメモリーメーカーを購入すれば185ドル)で、同じグループの旅行者最大25名まで、データを共有することができます。
メモリーメーカーの購入方法
メモリーメーカーの購入方法は大きく分けて3つです。
- メモリーメーカーを利用したい日の3日前までに、パークチケットと一緒にメモリーメーカーを購入する方法(要注意!)
- メモリーメーカーを利用したい日の3日前までに、メモリーメーカー単体で購入する方法(チケットは購入済であることが前提)
- パークイン直前もしくは当日に、メモリーメーカーを購入する方法
【1】メモリーメーカーを利用したい日の3日前までに、「パークチケットと一緒に」メモリーメーカーを購入する方法
チケットとメモリーメーカーを併せて購入する方は、My Disney Experience>My Plans>Park Tickets>Select Ticketsと進んで購入してください。
ただし、当日チケットを購入して当日パークにチェックインする、というスケジュールで設定してみたところ、メモリーメーカーは3日前事前購入割引版(185ドルのプラン)しか選択できませんでした。これを購入してしまうと、購入から3日間のうちに撮影された写真が、メモリーメーカーのダウンロードの対象外となってしまいます。直前にチケットを購入する人は、絶対にチケットと一緒にメモリーメーカーを購入せず、方法【3】でメモリーメーカーを購入してください。
【2】メモリーメーカーを利用したい日の3日前までに、「メモリーメーカー単体で」購入する方法
「すでにチケットを購入している」「ホテルと一緒に旅行代理店に購入してもらった」「チケット販売サイトで購入した」などの状況であれば、こちらの方法でメモリーメーカーを3日前までに購入するとお得です。
My Disney Experience>Buy Memory Makerと進むと、以下の画面が表示されるので、185ドルの事前購入版を選択して購入してください。
【3】パークイン直前もしくは当日に、メモリーメーカーを購入する方法
パークに遊びに行く直前、もしくは当日にメモリーメーカーを購入する方は、以下の方法で購入してください。
My Disney Experience>Buy Memory Makerと進むと、【2】の方法と同じ画面が表示されます。185ドルの事前購入版ではなく、必ず210ドルのメモリーメーカーを選択して購入してください。
210ドルのメモリーメーカーではなく、185ドルのものを購入してしまった場合、3日後から撮影した写真しか入手できなくなってしまいますので、必ず直前に購入する方は210ドルのほうを選んでください!
【実体験】WDWのメモリーメーカーは必要?実際に使ってみて
ふたり旅行記はWDW新婚旅行の際に、メモリーメーカーを購入しました。購入に至った動機や使用した感想(よかったところ、要注意ポイント)をまとめていきます。
メモリーメーカーの購入理由・購入決定までの経緯
WDW新婚旅行の準備で特に重視したのは、“現地でお金のことを考えたくない”、“余分なことを気にせずWDWを楽しみ切りたい”ということでした。メモリーメーカーを事前に購入しておくことで、「メモリーメーカーを購入済だから、現地では写真撮ってもらい放題!!お金のことは気にしない!!」と割り切れることが、メンタル的にとても大切でした。
メモリーメーカーの購入を決定するまでには、以下の情報を収集し判断しました。
- どんな写真を撮ってもらえるのか、ブログなどで検索して調べる
- 日本では行列に並んで撮ってもらうorゲスト同士で撮影し合う様子が見られるが、WDWのフォトパススポット事情はどうなっているのか、待ち時間などを調べる
- メモリーメーカーが不要だと判断した人のブログも読んでみて、デメリットなどを知る
- 知り合いのWDW旅行経験者がいれば、メモリーメーカーを買ってよかったか聞いてみる
実際にWDW旅行を終えて、やはりメモリーメーカーは必要だったな!と感じています。
私たちがメモリーメーカーを購入するまでの判断材料となった情報を、このブログでもしっかり発信できるように意識して記載していきます!
【感想】メモリーメーカー良かった点5つ
ふたり旅行記の感想として、メモリーメーカーを購入してよかったなと感じるポイントを3つご紹介します。
良かったところ①気に入る写真が多く、両親に見せたり飾ったりする一生の思い出ができた
フォトパスカメラマンさんに撮ってもらった写真は、プロカメラマンのレベルではありませんが、表情や画角、色合いなど、満足できるものがかなりありました!新婚旅行なので、両親や親戚に見せる機会もあったのですが、自撮り写真でなく、引きで撮ってもらった良い表情の写真があると、使い勝手もよかったです!
良かったところ②スマホでも撮ってください、と伝える手間が減った
フォトパスカメラマンに撮影してもらう際、必ずフォトパスカメラマンが持っているカメラで撮影をします。基本的には、「スマートフォンで撮りましょうか?」と聞いてくれることはないので、都度ゲストからお願いする必要があります。
メモリーメーカーを購入していれば、数分~数時間の間に大体の写真は連携され、My Disney Experienceから見ることができます。そのため、いちいちスマホで撮ってもらうことをお願いする手間が減ったのが、精神的に楽でした!
良かったところ③フォトパススポットが至る所にあり移動時間を最大限に活用できた
日本のパークでは、フォトパスカメラマンを正直あまり見かけない印象でしたが、WDWでは歩いていると、「さっきもあったのにここにも?!」と思うほどたくさんのフォトパススポットがありました。次のライドや目的に移動する流れで、「ついでに撮ってもらおう!」という動き方ができ、移動時間も含めてすべてが充実した時間となりました。
画像の通り、My Disney Experienceアプリでフォトパススポットを簡単に探すことが可能です。シンデレラ城前の広場には、4か所もフォトパススポットがあります!
良かったところ④アトラクションライド中の写真を見ると、鮮明に当時のことを思い出せる
ライド中の写真はフォトパスならでは!ライド中の写真を見ると、周りが薄暗く「日が昇らない早朝からパークに行ったこと」を思い出すほか、「せっかくマイントレインに乗れたが途中BGMが途切れて無音ジェットコースター状態になったこと」など、当時の記憶が鮮明によみがえってきて、何年経っても宝物です。
良かったところ⑤撮影自体が楽しく夫婦・友人間の距離が縮まる
この写真は、エクスペディション・エベレストを背景に、フォトパスカメラマンから「すっごく寒そうにしてみて!!!」と言われて頑張って撮った写真です。中途半端にやることのほうがむしろ恥ずかしく、並んでいる他のゲストを前に、表情含め全力を出し切ったあとの達成感と高揚感が、とても楽しい思い出になっています。
【感想】メモリーメーカー注意点3つ
ふたり旅行記がメモリーメーカーを購入したあと、盲点だった点・後悔した点を要注意ポイントとして3つ挙げています。
要注意ポイント①撮れる写真の種類が豊富で下調べが必要
ふたり旅行記がWDW旅行に出発する4か月前に、期間限定でSuper Zoom Magic Shots(後述)が撮影できるようになるなど、撮影できる写真の種類は常に増えていることが帰国後にわかりました。メモリーメーカーの料金を払っている以上、情報収集は必須だと痛感しています…。
要注意ポイント②すぐにSNSに投稿したいときはスマホでの撮影が安心
メモリーメーカーの写真は、基本的には数分~数時間でMy Disney Experienceから見ることができましたが、数枚は「あれ?まさか連携漏れ!?」と心配するくらいデータの連携が遅かったものも…。
WDWフォトパス利用規約では通常24時間以内にMy Disney Experienceへ連携されるとされていますが、マジックキングダムの窓口では、「最大72時間以内にMy Disney Experienceへ連携される仕組み」と案内していました。
SNSにすぐUPしたい場合は、フォトパスカメラマンにスマホでも撮影してもらうようお願いしておいたほうがよさそうです。
要注意ポイント③旅行直後以外、写真を見返す機会があまりないかも・・・
ふたり旅行記の筆者夫婦は、ブログという形でWDWの情報発信をしていますが、それでも数年経つと日々の生活の中でWDWの写真を見返すことは少なくなりました。
一方、旅行直後はWDWロスで毎日「あの時間に戻りたい!!」と写真を見返していました。WDW旅行を楽しんだ後の自分が、ゆっくり余韻に浸ることができるように、メモリーメーカーでたくさん写真を残してあげる、というような気持ちも込みで、メモリーメーカーを購入するのがおすすめです。笑
後悔しない!2024年最新のWDWメモリーメーカー攻略術!
メモリーメーカーの基本情報や、要注意ポイントでも記載した通り、メモリーメーカーの購入検討や有効活用のためには、集めておきたい情報がかなり多く存在します。ここからは、
- メモリーメーカーを購入するか悩んでいる方が知っておくべき情報
- メモリーメーカー購入者が最大限メモリーメーカーを有効活用するために必要な情報
を、WDWメモリーメーカーの攻略術としてご紹介していきます。
バリエーション豊富!WDWメモリーメーカーでゲットできる写真・動画例
フォトパスカメラマンに撮影してもらった静止画
左:ミッキー・マウスのスクリーンデビュー90周年を記念した、限定コスチュームでのグリーティングです。キャラクターと戯れているショットも残してくれました。
右:WDWのハロウィンイベント“Mickey’s Not-So-Scary Halloween Party”の際、夜の屋外で撮影されたショット。被写体も後ろの飾りもお城も、すべてがきれいな色で撮影されています!
フォトパスカメラマンの撮影写真にキャラクター等が合成された静止画・動画
左:撮影時にはふたり旅行記しかその場にいなかったはずなのに、届いたデータ上には、ハロウィンイベント“Mickey’s Not-So-Scary Halloween Party”のパレードのホストを務める首無し騎士が!
右:スターウォーズエリアで撮影された静止画を、かっこいい動画でも見ることができました。
アトラクションのライド中の写真・動画
左:スリンキードッグダッシュに、朝イチで(まだ日が昇っていない時間)ライドした際の写真です。周りは暗く、かつ高速で走行中であるにも関わらず、ライド中の様子がきれいに写っていました!
右:トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラーのライド中の写真は、写真としてだけでなく動画でも届いていました。載っている写真から引きの絵になって、タワー全体が写り、またライド中の写真に戻っていくというもので、一気に当時の記憶がよみがえります。
隠れミッキーがいる!公式ブログ掲載のおすすめショット
Disney Parks Blogでは、WDWの隠れミッキーが出現するおすすめショットの記事を更新しました。これは隠れているのか?という写真もありますが、すべてとてもかわいいので、もし気になる方がいらっしゃれば、Disney Parks Blogの記事をご参照ください!
絶対撮りたい!超広角撮影“Super Zoom Magic Shots”
Super Zoom Magic Shotsとは、2019年に期間限定で登場し、その後定着したものなのですが、画像のように、以下の3種類が入手できちゃうとても貴重なフォトパススポットです!
- 通常の画角写真
- 超広角で撮影したパーク一角の写真
- 通常の画角から超広角になってまた戻るという動画
Super Zoom Magic Shotsの撮影ができるフォトパススポットは各パークに1か所ずつあり、現時点では以下の4か所です。
- Cinderella Castle at Magic Kingdom park
- Star Wars: Galaxy’s Edge at Disney’s Hollywood Studios
- Everest Riverside Theater at Disney’s Animal Kingdom theme park
- Spaceship Earth at EPCOT
Super Zoom Magic Shotsで撮影した写真は、メモリーメーカーの購入者であれば追加料金不要でダウンロードできます。
3か所限定!360度写真“Tiny World Magic Shots”
Tiny World Magic Shotsとは、以下3か所限定で撮影できる、360度ビューの写真です!撮影した写真はもちろん、メモリーメーカーの購入者であれば追加料金不要でダウンロードできます。
- Disney’s Hollywood StudiosにあるStar Toursの近く
- Disney’s Animal Kingdom theme parkのTree of Life
- EpcotのSpaceship Earth
2019年11月、ハリウッドスタジオに初めて登場してから、2021年4月にアニマルキングダム、2021年6月にエプコット、と少しずつ撮影可能スポットが増えています。もしかしたら今後マジックキングダムでも撮影可能となるか??WDW旅行前には必ず最新情報をチェックしましょう!
可愛い動画も作れちゃう!Disney PhotoPass Video Memories
メモリーメーカーを購入していれば、その料金内でオリジナル動画も作れちゃいます。これは、Disney PhotoPass Video Memoriesというサービスで、2023年3月にリリースされました。WDW公式アプリを用いて、複数のテンプレートから動画のひな型を選び、好きな写真を当てはめていくだけ!
操作方法などは、こちらの記事をご参照ください!
追加料金不要でスタジオ撮影!“DisneyPhotoPass®Studio”
DisneyPhotoPass®Studioでは追加料金不要で、スタジオの衣装を着たり背景を選択したりして、スタジオ撮影ができます!撮影された写真は、メモリーメーカーでダウンロード可能です。予約不要ですが、混雑度合いはその場に行かないと、アナウンスされているサイトなどはないそうです(WDWチャットサービスからの回答より)。
20分間カメラマン独占!“Capture Your Moment”
Capture Your Momentは、撮影自体には79ドルかかりますが、20分間フォトパスカメラマンを独占して撮影ができるサービスです。撮影した写真は、メモリーメーカーでダウンロードできるため、撮影料金のみがかかります。
予約はWDW旅行の60日前から可能で、当日は予約時間の10分前に指定の場所に集合します。「衣装や小物を使って撮影したい!」「撮影の20分間でプロポーズしたい!」などの要望を事前に伝えておくこともできます。小物のルールや時間の延長等、撮影に際してのルールがあるので、利用を検討する際には、以下WDW公式ページで詳細をご確認ください。
Genie+のアトラクション写真&Disney PhotoPass Lensesで十分かも
ここまで、メモリーメーカーの購入をおすすめする記事を書いてきましたが、アトラクションライド中の写真がGenie+のサービスに含まれるようになった今、Genie+で十分では?という気持ちもあります。Genie+を購入すると含まれる写真サービスは以下の2点です。
- Disney PhotoPass Lenses
- アトラクションライド中の写真をゲット
Disney PhotoPass Lenses(フォトパスレンズ)は、2022年にリリースされたDisney Genie+というサービスの一部で、自身のスマホを使って以下のような写真が撮影・保存できます。
- キャラクターと一緒に写る写真
- Disney限定の加工・装飾を使った写真
- パーク内の各スポット限定の効果がかかった写真
撮影は、自撮りもしくは外側カメラで行うことができ、Genie+のほかの機能は当日限定ですが、Disney PhotoPass Lensesは45日間使用できます。使い方や注意点等の詳細は、以下の記事をご参照ください。
ふたり旅行記が実際にPhotoPass Lensesを使ってみて思ったことは、「自撮りをしている暇があったらパークを見ていたい」でした。普段からインカメでたくさん撮影・自撮りをする方は、PhotoPass Lensesで十分かもしれません。
さいごに
メモリーメーカーの購入について、要否判断の参考になったでしょうか?メモリーメーカー以外にも、写真関連のサービスは多くあるので、これまで取り上げた記事を参考情報として載せておきます。お得にメモリーメーカーを購入できるWDW旅行3日前まで、ぜひじっくりご検討ください!