カリフォルニアディズニーには、Lightning Lane(ライトニングレーン)という待ち時間を短縮する方法があります。この記事ではライトニングレーンの値段や購入方法、キャンセル可否、対象アトラクション、実際の利用手順などの内容を解説していきます。
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【概要】カリフォルニアディズニーのLightning Lane(ライトニングレーン)とは
Lightning Lane(ライトニングレーン)の概要・ポイントは以下の通りです。
- ライトニングレーンには、シングルパス/マルチパス/プレミアパスの3種類がある
- 購入者は、スタンバイレーンではなくライトニングレーンに並ぶことができ、待ち時間が短い
- マルチパス/プレミアパスには、フォトパスダウンロードなどの写真サービスも付帯
- 値段は基本的に変動制(購入タイミングによって一部固定料金)で、購入できるタイミングはそれぞれ異なる
- 直営ホテル宿泊者の事前購入優待などは無し(WDWはある)
ライトニングレーン・シングルパスは旧称Individual Lightning Lane、マルチパスはGenie+として浸透していましたが、2024年7月24日に名称変更となりました!
【詳細】各Lightning Laneシリーズの対象アトラクション・利用可能者・金額・購入方法等
ここからは、カリフォルニアディズニーのLightning Laneシリーズについて、詳細に解説していきます!
そもそも「ライトニングレーン」ってなに?
ライトニングレーンとは、通常(スタンバイレーン)よりも短い待ち時間で乗車できる待ち列のことです。
- Lightning Lane Single Pass(ライトニングレーン・シングルパス)
- Lightning Lane Multi Pass(ライトニングレーン・マルチパス)
- Lightning Lane Premier Pass(ライトニングレーン・プレミアパス)
の3種類があり、それぞれ対象アトラクションや金額が異なるため、旅行日程や利用シーンによって、使い分けたいところです。
待ち時間短縮に関わるサービスの歴史
カリフォルニアディズニーでは従来、無料のファストパスが利用できていました。
それがコロナを経て2021年12月に、ライトニングレーンを利用することができる有料サービス“Genie+(ジーニープラス)”に変化。Genie+の対象外である一部の超人気アトラクションはIndividual Lightning Lane(個別で購入が必要)を購入することで短い待ち時間でライドすることができていました。
しばらくGenie+で定着していましたが、2024年7月24日にGenie+はLightning Lane Multi Pass(ライトニングレーン・マルチパス)に名称変更となりました。(Individual Lightning LaneはLightning Lane Single Passに変更。)システムは変わらず、名称変更のみとなった点が、WDWとは大きな違いです。
さらに2024年10月23日にはLightning Lane Premier Passという新サービスが展開。高額ではあるもののよりストレスフリーで楽しめる手段が増えた点が、2024年の大きなトピックスです。
超人気ライドを個別購入:ライトニングレーン・シングルパス
Lightning Lane Single Pass(ライトニングレーン・シングルパス)は、非常に待ち時間が長くなることが想定されている超人気アトラクションのみが対象で、それぞれ個別にお金を払って購入する必要があります。
対象アトラクション
以下の対象アトラクションに、短い待ち時間でライドすることができます。ただし購入は各アトラクションにつき、1日1回限りです。
ディズニーランドパーク
カリフォルニア・アドベンチャー・パーク
金額
Lightning Lane Single Pass(ライトニングレーン・シングルパス)の金額は、日付やアトラクションによって異なる変動制を採用しています。大体10ドル後半~20ドル前半/1アトラクション(かつ1人当たり)というイメージです。
キャンセルや返金はできませんのでご注意ください。
いつから購入できる?購入方法は?
購入可能なタイミング
Lightning Lane Single Pass(ライトニングレーン・シングルパス)は、パーク入園後に購入が可能です。パークホッパー付チケットを持っているゲストは、どちらか片方のパークに入園後、パークホッパー可能な11時以降の“枠”であれば、もう一方のパークのシングルパスも購入できます。
購入方法
購入は、カリフォルニアディズニー公式アプリ内で行います。アプリの右下の三本線メニューから、Lightning Lane Passesをタップし、シングルパスを購入したいアトラクションの選択を進めます。
購入する時点で表示されている時間枠で、アトラクションを利用することになるため、すでに組んでいる予定と合わない場合は、購入のタイミングをずらす必要があります。
アプリを定期的に見ていないと売り切れてしまう恐れがあるため、どうしても乗りたいアトラクションがある場合は、朝イチで並んだり、旅行数日前からどれくらいの時間までにシングルパスが売り切れるかを確認しておくとよいです。
購入後、万が一シス調などでアトラクションが運休になってしまった場合は、キャストさんの指示がありますので、よく聞いてください。
対象アトラクション多い:ライトニングレーン・マルチパス
Lightning Lane Multi Pass(ライトニングレーン・マルチパス)は、購入すると、複数の対象アトラクションを短い待ち時間でライドすることができます。前述のシングルパスの対象アトラクションは、マルチパスの対象アトラクションには含まれません。
対象アトラクション・ルール
以下の対象アトラクションに、短い待ち時間でライドすることができます。ただし利用は各アトラクションで1日1回限りです。
また、1つのライトニングレーンの利用予約をした後、その乗車時間になってから、もしくは予約した時点から2時間経過してから、のどちらか早いほうの時間にならないと、次のアトラクション予約ができない点は注意が必要です。
ディズニーランドパーク
- Autopia
- Big Thunder Mountain Railroad
- Buzz Lightyear Astro Blasters
- Haunted Mansion**
- Indiana JonesTM Adventure
- “it’s a small world”
- Matterhorn Bobsleds
- Mickey & Minnie’s Runaway Railway
- Millennium Falcon: Smugglers Run
- Pirates of the Caribbean***
- Roger Rabbit’s Car Toon Spin
- Space Mountain
- Star Tours – The Adventures Continue
カリフォルニア・アドベンチャー・パーク
- Goofy’s Sky School
- Grizzly River Run
- Guardians of the Galaxy – Mission: BREAKOUT!
- Incredicoaster
- The Little Mermaid – Ariel’s Undersea Adventure
- Monsters, Inc. Mike & Sulley to the Rescue!
- Soarin’ Around the World
- Toy Story Midway Mania!
- WEB SLINGERS: A Spider-Man Adventure
パークホッパーオプション付きのチケットを持っている場合
パークホッパーオプション付きのチケットを持っている場合、両方のパークのマルチパス対象アトラクションを利用することができ、とても便利です!
一度決めたアトラクションや時間を変更したい
予約したアトラクションや時間を変更することも可能です。ただし、
「あ!このアトラクション今この時間枠空いている!ラッキー!」
と、アプリ上で確認してから今予約している時間を変更しようとしても、一瞬枠が空いていただけだった(キャンセルが落ちていただけだった)などのシーンでは、どんどん時間枠が変わっていってしまう可能性があるので、あまりポイポイ時間やアトラクションを変更するのは、おすすめできません(汗
利用可能なゲスト
シングルパスと同様で、パーク入園後であれば、直営ホテル宿泊有無関係なくすべてのゲストが購入することができます。
金額
金額は、マルチパスの購入タイミングによって異なります。
- パークチケットと同時に購入:1日1人32ドルで固定
- パーク入園後に購入:料金変動制(32ドル以上で、大体30ドル中盤の金額帯が多い)
こちらもシングルパスと同じく、キャンセル・返金はできません。
いつから購入できる?購入方法は?
パークチケットと同時に購入する、もしくは当日入園後のどちらかのタイミングでのみ購入可能です。ただ、当日は大混雑日の場合、入園後だとすでに売り切れている場合もありますので、ご注意ください。
パークチケットと同時購入の場合:Klookでの購入がおすすめ!
ライトニングレーンは通常、購入後のキャンセル返金が一切不可ですが、ふたり旅行記もよく利用しているKlookでパークチケットと一緒に購入すれば、割引価格かつ1dayパスの場合はキャンセル可能(※)で購入できます!
そもそも公式サイトよりも割引価格で購入できますが、さらにふたり旅行記のクーポンコードをKlookでの購入時に適用すると、さらにお得に購入できます!
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1デーチケットにも種類があるので、パッケージを表示を選択
ライトニングレーンが付いているチケット(パークホッパーありかなしか)お好みの方を選択
当日、パーク入園後の購入
購入は、アプリの右下の三本線メニューから行います。
同行者をグループに紐づけていれば、同行者分もまとめて購入することができます!
高いけど待ち時間ストレスフリー:ライトニングレーン・プレミアパス
Lightning Lane Premier Pass(ライトニングレーン・プレミアパス)は、前述の2つのサービスに加えて、2024年10月23日からカリフォルニアディズニーで登場した、待ち時間削減効果が一番高いサービスです。
料金は400ドル(2024年中は固定、以降変動制)と高額ですが、時間を気にせず好きなタイミングでライトニングレーンを1日1回利用できるため、待ち時間を気にするということがほとんどなくなる、ストレスフリーなサービスです。
シングルパスとマルチパスの対象アトラクションすべてを利用できるプレミアパスは、利用する時間も自分の好きなタイミングでOK(ただし各アトラクション1日1回)。短い旅行期間でカリフォルニアディズニーを楽しみ切りたい方にはおすすめです。詳細はこちらの記事にまとめたので、ぜひご覧ください!
プレミアパスの購入方法
アプリを開き、左下のホームマークを押します。少し下にスクロールすると、Premier Passのバナーが出てくるので「Purchase」から購入してください。
お得!マルチパスとプレミアパスには写真サービスが付いてくる
Lightning Lane Multi Pass(ライトニングレーン・マルチパス)とLightning Lane Premier Pass(ライトニングレーン・プレミアパス)には、
- フォトパスカメラマンさん&アトラクションで撮影された当日分の写真がダウンロードし放題サービス
- Disney Photo Pass Lenses機能を使って自身のスマホで写真撮影ができるサービス
が付帯しています。WDWに比べるとこの点はとてもお得なんです!
カリフォルニアディズニーのフォトパスサービス(フォトパスカメラマンさん&アトラクションで撮影された写真)については、こちらをご参照ください!
Disney Photo Pass Lensesとは
“Disney Photo Pass Lenses”は、ディズニー限定のエフェクトで、自身のスマホでの撮影が楽しめる機能です。インカメでの自撮りに加えて、背面カメラでの撮影もでき、撮影した写真はスマホの写真フォルダに保存されます。利用手順は以下の通りです。
- 公式アプリ右下のメニューからDisney PhotoPass Lensesをタップ
- カメラやマイクへのアクセスの許可を求められるのでOK→Continue
- 規約を下までスクロールし、同意チェックを入れてAccept(※途中でアプリが一度落ちることがあるので、その場合は手順1に戻ると、自動的に3に戻ってきます。)
- PhotoPassレンズが起動され、使い方のチュートリアル画面になるので、一通り確認(閉じるときはClose Tour、また見たいときは右上iボタン)
上記の手順の通り進むと、以下の画像のように、PhotoPassレンズにどのようなエフェクトがあるのかを確認することができます。エフェクト無しのノーマルカメラでは、撮影をして画像を保存することもできます。
フォトパスレンズ機能の利用上の注意点
公式サイトでは、以下の4点を注意点として掲載していますので、確認のうえ利用してください。
- パーク入園後、PhotoPass Lensesの色々なエフェクトを利用できますが、パークの指定エリア内でのみ利用可能なエフェクトもあります。一部のエフェクトは利用日から45日目の太平洋時間午前5時59分まで、引き続き公式アプリで利用できます。
- PhotoPass Lensesは顔や手などのポイント座標を検出して撮影する技術を用いているため18歳以上のゲストが利用できます。18歳未満は利用できるエフェクトが少なくなります。
- Disney PhotoPass Lensesの利用規約が適用されます。
ふたり旅行記もカリフォルニアディズニーでこの機能を利用してみましたが、目の前の景色やアトラクションなどを楽しむことに精一杯だったこと、また自撮りをする年齢ではなくなりつつあったことから、トータル4枚程度しか撮影しませんでした…(笑)
ライトニングレーンの利用方法
ライトニングレーン・シングルパス、マルチパス、プレミアパスは、アカウント情報が連携されたアプリで購入しているので、同じくアプリにリンクしてあるMagicBand+、ディズニー マジックモバイル パス(公式アプリがその役割をしてくれている)、または有効なテーマ パーク入場券にリンクされているチケットカードを使用して、ライトニングレーン入り口に設置されている機械でスキャンして利用します。
写真は、MagicBand+を利用してライトニングレーンに入るときの様子です。ライトニングレーンの入り口にこのようなかざす機械があるので、MagicBandやスマホをかざして入ります。
特に、購入した画面を証明として見せる必要などはありません。
マルチパスの場合:当日は定期的にアプリをチェックして乗りたい時間のものを予約
マルチパスは、前述の方法で1日分の購入を行った後は、アプリ上にてMulti Pass Experienceと書かれたものを選択すると、予約することができます。(この画像の場合、夜の8:30~利用できる枠の予約になります)
この写真では、スタンバイレーンで20分の待ち時間と表示されていますね。その程度の待ち時間であれば、マルチパスを予約せず、スタンバイレーンでライドすることを選択し、他のアトラクションを予約するかもしれません!
一度予約すると、次はそのライド時間になってから、もしくは予約してから2時間後のどちらか早い時間になると、次のアトラクションの予約ができるようになります。
予約していた時間帯にアトラクションが運休となった場合は、時間無指定の対象アトラクションすべてで使えるフリーのライトニングレーン利用券が自動でアカウントに付与されます。
さいごに
ふたり旅行記はマルチパス(旧Genie+)を3日間の旅程すべてで利用して、待ち時間はかなり短縮することができたなという実感があります。(通常のスタンバイレーンでライドしたのは、午前中のとても空いている時間に限られていたと思います。)
ただ、ちょうどいい時間の枠がすでに売り切れていることももちろんありますので、思った通りにアトラクションに乗れないこともありました。
とはいえ、何も対策なしですべてのアトラクションに通常のスタンバイレーンで挑むのは本当に時間がもったいないと思いますので、ぜひチケットと併せてマルチパスの購入はしておくことをおすすめします!
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