アメリカのカリフォルニア州南部に位置するアナハイムには、“Disneyland(ディズニーランド)”と“Disney California Adventure(ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)”の2つのパークがあり、両パークのエントランスは、広場を挟んで向かい合って隣接しています。
カリフォルニアには日本からの直行便があることや、パークが2つのみであることから、旅行難易度はそれほど高く見られることはないですが、日本のディズニーとはルールが異なる部分が多くあり、事前の情報準備は欠かせません。
このブログがみなさまのアナハイムディズニー旅行準備のお役に立てば幸いです!
カリフォルニアのディズニーランド・リゾートはどんな場所?
カリフォルニアのディズニーランド・リゾートはどんな場所なのでしょうか?
前述の通りディズニーランド・リゾートは、アメリカのカリフォルニア州南部アナハイムにあり、“Disneyland(ディズニーランド)”と“Disney California Adventure(ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)”の2つのパークが隣接しています。
- Disneyland:ウォルト・ディズニー・カンパニーが1955年に初めて作ったディズニーパークです。ウォルト自身が直接手がけた唯一のパークと言われ、2023年1月~はウォルト・ディズニー・カンパニー100周年イベントを実施しています。
- Disney California Adventure:2001年にDisneylandの駐車場にオープンしました。その後カーズランド等のオープン含め、2012年に大規模改装が終了し、現在Disneylandと並ぶ2大パークとなっています。
ディズニーランド・リゾートの天気・気温は?オススメの服装をご紹介!
DisneylandとCalifornia Adventureがあるカリフォルニアは、日本でいうと春→夏→秋のみ、のような気候です。
最高気温はどの季節も20℃程度ありますが、最低気温が10℃を下回る時期も多く、旅行時期により、朝晩の防寒対策は必須です。
ウォルト・ディズニー・カンパニー100周年が始まった2023年1月末の様子がYouTubeやテレビなどで数々特集されていましたが、現地の人でもパーカーなどを羽織る様子が見られました。11月~3月ごろにかけて旅行を検討されている方は、荷物が増えますが、温度調節ができる服装を準備しましょう。
もうひとつ、アナハイムの降水量ですが、これは極端に低く“1年を通して雨がほとんど降らない”と考えても良さそうです。
日本の東京都と比較すると、12・1・2月は同等(1か月あたりの降水日数にすると4,5日程度)で、3月~11月のアナハイムは降水確率が極端に低いことが分かります。
ディズニーランド・リゾートの広さとオススメの滞在日数
ディズニーランド・リゾートに滞在するおすすめの日数をご紹介する前に、まずはディズニーランド・リゾートの広さをご紹介します。
Disneyland | California Adventure | 東京ディズニーランド | 東京ディズニーシー |
---|---|---|---|
37万㎡ | 34万㎡ | 51万㎡ | 49万㎡ |
DisneylandもCalifornia Adventureも、東京ディズニーランドやシーと比較すると少し小さめのパークですね!
旅行代理店の担当者や、各種旅行体験記等の内容も参考にすると、滞在日数のおすすめは“パーク滞在丸2日間”です。カリフォルニアは、周辺にロサンゼルスやハリウッドなど多数の観光都市がありますが、ディズニーを主な目的地として旅行を検討されている方は、DisneylandとCalifornia Adventureにそれぞれ1日ずつ割くことができれば、十分楽しみ切れるようです!
ディズニーランド・リゾートへの行き方
ディズニーランド・リゾートのあるカリフォルニア州アナハイムへ日本から行くには、“ロサンゼルス国際空港”へ、“成田空港”、“羽田空港”、“関西国際空港”から直行便で移動します!
同じくアメリカにあるWDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)には、日本から直行便が出ておらず、乗り継ぎが発生するため、直行便で移動できるのはとても便利です!!
ただ、ロサンゼルス国際空港に到着後、ディズニーランド・リゾートへ移動するためには、これまでディズニー公式のシャトルバスがあったようなのですが、コロナを期に廃止され、現在はUberなどの配車サービスや公共交通機関での移動が必要となります。
ディズニーランド・リゾートのチケット料金やオススメの購入方法
カリフォルニアのディズニーランド・リゾートのチケットを購入する際は、「何日分のチケットを購入するのか」「2つのパークを行き来できるようにするか否か」の大きく2つの条件を整理してから購入する必要があります。また、キャンセル料などの注意事項もありますので、情報収集をしてから購入しましょう。
ディズニーランド・リゾートのチケット料金
チケットの料金は、何日分のチケットを購入するかにより、計算システムが異なります。
- 1dayチケット:(10歳以上)104ドル〜、(3~9歳)98ドル~で、日付により料金が変動します。(※3歳未満は無料です)料金帯は低いほうから順にティア0~ティア6まであります。
- 2day~5dayチケット:選択する日付によって料金は変動せず、1日あたりの金額は固定です。
日数 | 2day | 3day | 4day | 5day |
---|---|---|---|---|
1日当たり | 143ドル | 120ドル | 99ドル | 83ドル |
- パークホッパーオプション:1dayチケットに対してパークホッパーオプション(両パークを行き来できるようにすること)をつけるときは65ドル、2day以上のチケットにパークホッパーオプションをつけるときは60ドル(この日だけパークホッパーオプションをつける、という考え方はなく、例えば3dayパスにパークホッパーオプションを付けたら3日間ともパークホッパーができてトータル60ドル)
ディズニーランド・リゾートのチケットの購入方法
ディズニーランド・リゾートの入場チケットの代表的な購入方法は3つあります。
- 代理店経由で購入(手数料がかかり大体の場合割高になる)
- 公式サイトで自分で購入(手数料はかからないが格安サイトよりは高い)
- 格安サイトで自分で購入(手数料がかかっても、公式サイトよりも安く手に入ることが多い)
ただし、購入する前に必ず以下の注意点を把握してから、購入時期を慎重に検討することをお勧めします!
ディズニーランド・リゾートのチケット購入時の注意点
DisneylandとCalifornia Adventureのチケットに共通して、以下の点はしっかり押さえておきましょう。
- チケット購入とともに「どちらのパークに入園するか」の事前選択をしないと、当日入園できない(パークホッパーをつけている場合も、最初にどちらのパークに入園するかの事前選択が必要)
- 格安サイト等でチケット自体を即時に入手しても、入園の120日前にならないとパークの事前選択ができないので、厳密には当日のチケットを確保したことにはならない
- パークの事前選択は先着順で、“目当てのパークが埋まっていて選択できない”、“両パークとも埋まっていて入園自体ができない”という事態もありうる
- パークチケットは購入後返金不可
- パークチケットには有効期限があり、期限内であれば日付変更可能。未使用・有効期限切れのチケット代は、次回チケット購入代に充てられる(同額以上の場合のみ)
例えば、上記画像は2023年2月5日時点のDisneyland Resortチケット購入画面です。当日でもチケットはあるものの、Disneylandしか空きがなく、California Adventureは埋まっているマークがついています。また、金土はどちらのパークも埋まっています。
格安サイトで購入される場合は、チケットを購入した後に「パークの事前選択」をすることを忘れず、計画を立てて購入するようにしましょう。
その他、カリフォルニアディズニーのチケット購入に関する情報は、以下に詳しくまとめています!
ディズニーランド・リゾートの便利アイテム「マジックバンドプラス」とは?
ディズニーランド・リゾートでは「マジックバンドプラス」が利用可能です。マジックバンドプラスでは以下の機能を利用できます。
- 直営ホテルのルームキー
- パーク・直営ホテル内の決済ができる
- パークの入場チケットになる
- ライトニングレーン・レストランの予約情報認証ができる
- パーク内で撮影してもらったフォトパス情報をタッチでアカウントに紐づけられる
- 音や光の機能を連動させさらなる楽しみ方ができる
WDW旅行時には、パーク内はもちろんホテル内での決済がこれひとつでできるというのが最も便利でした。ただし注意事項として、現在カリフォルニアのディズニーランド・リゾートでは、最新の「マジックバンドプラス」のみ、アプリ等との連携ができ、従来のマジックバンド、マジックバンド2は利用できません。(情報出典:Disneyland公式サイト>Magic Band plus>How to Purchase「Only MagicBand+ is supported at Disneyland Resort. MagicBand and MagicBand 2 are not supported at Disneyland Resort at this time and cannot be linked to the Disneyland app.」)
マジックバンドプラスには必要か否かの意見が分かれるところがあります。以下の記事などを参考に、機能などを確認したうえで欲しい方はぜひゲットしてみてください!
ディズニーランド・リゾートの公式アプリの使い方
ディズニーランド・リゾートの公式アプリは、日本のアプリストアでもインストールができます。公式サイトでは、App StoreとGoogle Playそれぞれのアプリ情報が掲載されていますので、事前に操作してみることをお勧めします。
公式アプリでは
- 予約情報の確認やチケット購入/ホテル予約等の旅行準備
- チャットでの質問
- 待ち時間表示やレストランのモバイル注文
- ディズニージーニー等の機能
などなど、様々なコンテンツを利用することができます。
ダウンロードやアカウント作成、操作方法などの具体的な解説は、こちらの記事をご覧ください!
ディズニーランド・リゾートの待ち時間短縮方法
ディズニーランド・リゾートへの旅行は、パークが大きくないことや他の観光地が近いことから、比較的滞在日数が少なくなる傾向です。そこで、短い滞在時間で存分にパークを楽しみ切るために、待ち時間の短縮方法を紹介します。
お金をかけて待ち時間を短縮する方法3つ
- Early Entry:直営ホテルに宿泊し、他のゲストよりも30分早くパークインする
- Genie+:ディズニージーニープラスに課金し、1日25ドル~でアトラクションのライド予約をする
- Individual Lightning Lane Entrances:Genie+でのライド予約の対象外アトラクション(特に人気のアトラクション)について、個別に有料でライド予約をする
Genie+に関して詳細は以下の記事でまとめています!
お金をかけずに待ち時間を短縮する方法
ディズニーランド・リゾートでは、通常のパーク開園時間より前にゲートが空き、パーク内の途中までキャストの先導のもと進んでおくことができる“ロープドロップ”というシステムがあります。
開園時間ピッタリに入園ゲートに到着するのではなく、早めにエントランスに並んでおけば、ロープドロップで開園時間よりも早く入園しパーク内を進むことができるので、開園時間にエントランスに到着したゲストよりは先にアトラクションに乗ることができます。
ディズニーランド・リゾートは直営以外にも、公認ホテルが充実!
ディズニーランド・リゾートには、3つの直営ホテルと、57のグッドネイバーホテル(公認ホテル)があります。
直営ホテル宿泊の特典は
- ホテルのレストラン予約が通常の60日前よりさらに早く優先的に可能
- 30分前にパークインできる、アーリーエントリーが利用可能
- パーク内等で購入したものが翌日宿泊ホテルに届く
- Disneyland公式アプリで、事前チェックインやルームキー機能を利用できる
などなど。ただ、従来のWDWなどと比較しても直営ホテルのメリットが多くあるわけではなく、ホテルに特別なこだわりがない場合は、グッドネイバーホテルから費用・パークとの距離などの条件によってお好みの宿泊先を選ぶほうがよさそうです。
詳細は以下の記事にまとめています!
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